なぜ濃度を高くしても必ずしも良い結果になるとは限らないのか


Posted by CSTジャパン on 2017/05/01 7:00:00


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一次抗体を購入すると、多くの会社はmg/mLという濃度表記、すなわち「重量」単位で販売しているのに、CSTはそうでないことに気づくでしょう。CSTは、「重量」の代わりに「性能」、例えばウェスタンブロット10回分という単位で抗体を販売しています。


一体何が違うのでしょうか?メーカーによっては、総タンパク質量を多くみせるために、抗体を部分的にしか精製しないこともあります。この方法だと、総タンパク質濃度は高くなりますが、溶液に含まれる標的特異的な抗体の割合は低くなります。つまり、1 mg/mLの重量表記どおりの抗体を手にしたと思っても、実は、標的特異的な抗体はわずかしか含まれず、残りは非特異的な抗体や血清由来タンパク質の混合物なのです。

それに対して、CSTは、まず、Protein Aクロマトグラフィー精製などの方法により、原材料から全ての非抗体タンパク質を除去しています。続いて、ペプチドアフィニティークロマトグラフィーにより、標的特異的な抗体を精製しています。

このCSTの方法は、タンパク質量=標的抗体量であることを保証します。また、抗体の重量濃度が製品やロットによって異なったとしても、CSTはロットごとに抗体性能が以前のロットと同等かそれ以上であるかどうかを確認していますので、たとえ最終精製品の濃度が低かったとしても、CST抗体の性能はロットに依らず一貫して高いのです。

今回のお話でみなさんにお伝えしたいのは、「購入者が注意すべきこと」です。濃度は必ずしも製品がうまく使えることを示す最良の指標とはなりません。その日の終わりに、実験がうまくいかなかったことを知ったらがっかりされるでしょう?これが、CSTが「重量 (μg)」ではなく「性能」で抗体を提供する理由なのです。

CSTがどのようにして高性能な抗体を製造しているか、もっと知りたいですか?

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