研究者から研究のサポーターへ


Posted by CSTジャパン on 2018/12/01 6:00:00


本ブログはCSTのProduct ScientistであるKaitlinによるつぶやきです。

私は、Cell Signaling Technology社 (CST) のProduct Scientistです。現在の仕事はかつての研究者仲間の仕事とは大きく異なっており、その内容を言葉で説明するのは難しいと思っているのですが、今日はできる限りみなさんにご紹介したいと思います。

私の所属するチームは、ELISA製品とアッセイキットの製造を管理しています。仕事内容には、抗体の新しいロットの製造だけでなく、在庫の管理、品質管理テスト、そして最も重要な仕事として、お客様に対するテクニカルサポートも含まれています。テクニカルサポートも?そうなんです。入社当初、私もとても驚きました。

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私はがん生物学が専門で、2017年にCSTに入社する前は、マサチューセッツ総合病院やノバルティスで研究者として働いていました。研究者として働いていた当時、私はCSTのお得意様であり、今後の方針を決めるような大事なデータを取る時にCST抗体を使用していました。抗体を探す時はいつもCSTを第一候補に検討し、製品がない場合に他社製品をあたっていました。信用に足る研究用抗体が入手できるかどうかは、時にはプロジェクトの方向性さえ左右していました。

現在、私はこれまでとは違った立場で研究に関わっています。研究を行なっているわけではありませんが、CSTに貢献しているのだということを確かに実感しています。Product Scientistとして働いていると、実験中やミーティング中、コーヒーを飲みながら一息ついている時など、あらゆる時に電話がかかってきます。ときには、実験の真っ最中に、進め方に迷われてアドバイスを求めて電話をくださるお客様もいらっしゃいます。こんな時ほど、仕事のやりがいを感じます。

振り返ってみると、私自身も研究者として働いていた頃は同じような問い合わせの電話をしていました。Web検索をしたり、他のメーカーから同等品を購入する代わりに、電話をかけたり、Webフォームから問い合わせたり、テクニカルサポートに連絡することで、多くの時間と研究費を節約することができました。当時の私は、あるターゲットの免疫沈降に使える抗体を見つけるのに苦労していました。免疫沈降「適用」とうたっている全ての抗体を試してみたにも関わらず、目的タンパク質をプルダウンすることはできませんでした。プロジェクトの進捗会議が毎週あり、悪い報告をすることがいつも嫌でした。試薬が間違った温度で保存されていたこともありました。そんな時は、時間とお金が無駄になってしまったとパニックに陥ったものです。安定性試験のデータは、試薬がまだ使えるかどうかを判断するのにとても役立ちました。

CSTのProduct Scientistは、製品の最適化や検証の過程で、数え切れないくらいほど多くのウェスタンブロッティング、免疫沈降、セルベースアッセイを行なっています。お客様の実験の全てを詳細に理解していないかもしれませんが、私たちは長年の経験や製品管理で得られた検証結果に基づいて改善案を提案することに最善を尽くしています。なぜ試薬購入の第一選択肢がCSTであったか、実際にサポートする側になった今でははっきりとわかります。私たちは製品だけでなく、お客様とその実験結果をいつも気にかけています。CSTのProduct Scientistとなった今、研究費申請書や論文を執筆することはなくなったかもしれませんが、目指している目標は同じであり、私たちが研究者コミュニティーの中の重要なパートとなっていることを実感しています。

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