マルチプレックスIHCを用いた、免疫チェックポイントタンパク質とT細胞疲弊の特性解析


Posted by CSTジャパン on 2017/06/01 6:00:00


腫瘍免疫学の進歩は、従来の細胞傷害性化学療法 (1) よりも良好な反応を示す患者が多く、持続性のある、新たながん治療法をもたらしました。しかし、すべての患者に対して免疫療法が効くわけではありません。そのため、オーダーメイド医療を実現する治療法を開発するために、臨床バイオマーカーを同定しようと研究が行われています (2,3) 。

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腫瘍微小環境における、浸潤免疫細胞とがん細胞のサブセットや、それらの相互作用を分類しようとする場合、複数のバイオマーカーの局在を空間的に解析することが重要です。貴重な臨床検体を用いて、複数の治療標的分子や効果予測バイオマーカーを解析するには、マルチプレックスアッセイが必要となります。こうした理由から、ホルマリン固定パラフィン包埋 (FFPE) 組織サンプルを用いて同時に6種類以上のタンパク質やバイオマーカーの検出が可能な蛍光マルチプレックス免疫組織化学染色 (蛍光mIHC) は、腫瘍免疫学研究における貴重なツールとなっています。

mIHCや、1色もしくは2色の発色基質を用いたIHCにおいて信頼性の高い結果を得るには、そのアプリケーションで検証された抗体を使用することが重要です。CSTのIHC検証済み抗体を使用すれば、信頼性の高い結果を得られますので、バイオマーカーの発現、局在、相互作用、および疾患の状況について、より多くの情報を得ることができます。

CSTのmIHCアプリケーションノートと研究発表ポスターでは、FFPE組織サンプルを用いて免疫チェックポイントタンパク質やT細胞疲弊を解析する際の、mIHC用の抗体選択やプロトコール、技術ノウハウを紹介しています。

参考文献:
1. Sharma, P. and Allison, J.P. (2015) Cell 161, 205–14.
2. Mahoney, K.M. and Atkins, M.B. (2014) Oncology (Williston Park) 28 (suppl 3), 39–48.
3. Masucci, G.V. et al. (2016) J Immunother Cancer 4, 76.

Topics: IHC

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