細胞内フローサイトメトリーとは


Posted by CSTジャパン on 2017/08/01 6:00:00


元来、フローサイトメトリーは、細胞外または細胞表面のマーカーの発現に基づいて不均一な細胞集団の中の異なる細胞種を特定する (免疫表現型検査として知られるアプリケーション) ために使用されてきました。しかしながら、フローサイトメトリーは細胞内の標的の検出にも適しており、複雑なシグナル伝達事象の研究にうまく応用することができます。

したがって、細胞内フローサイトメトリーは、細胞表面マーカーの検出と組み合わせることで、表現型の異なる細胞集団において単一細胞レベルでシグナル伝達ネットワークを解析可能な、強力なプラットフォームとなります。

細胞内フローサイトメトリーの利点:

  • マルチパラメーターである (例:複数の細胞内標的および細胞外標的、細胞の生存率、DNAの含量、サイトカインのプロファイルなど)
  • 単一細胞での解析が可能な感度がある
  • 定量的な値が得られる
  • ハイスループット性がある (最大1000細胞/秒でデータ取得が可能)
  • データの読み出しが高速である (数分から数時間)

下のビデオ (2分38秒) をご覧いただき、細胞内フローサイトメトリーがどれだけ優れているかをご確認ください。

フローサイトメトリーを用いる利点を示す実験例を、フローサイメトリーの特集ページでご覧ください。