ヒストン修飾抗体の検証方法


Posted by CSTジャパン on 2017/04/17 7:00:00

ヒストン修飾を標的とする抗体は、類似したオフターゲットなヒストン修飾に非特異的に結合する可能性があります。逆に、抗体の特異的な結合が、近接するアミノ酸残基の修飾による立体障害が原因で阻害される可能性もあります。ELISA、WB、ChIPやIFのようなアッセイは、抗体の特異性や感度の検証によく用いられていますが、これらの方法では、抗体が近接するエピトープとどのように相互作用するかをはっきりと予想することはできません。したがって、これらの方法はヒストン修飾抗体の検証には不十分で、別のアッセイ系が必要となります。

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Topics: 抗体の検証, 抗体の性能, エピジェネティクス

免疫蛍光実験を始める前に確認すべき3つのポイント


Posted by CSTジャパン on 2017/04/03 16:52:16


「特異性」、「一貫性」、「最適化されたアッセイ条件」は、常に信頼性の高い免疫蛍光染色実験の結果を担保する上で大切な3つの要素です。実験を始める前に、以下の3つの質問について考えてみてください。

  • お使いの抗体は特異的ですか?
  • お使いの抗体の免疫蛍光染色プロトコールは最適化されていますか?
  • お使いの抗体は一貫して機能しますか?

それぞれについて順番に考えていきましょう。

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Topics: 抗体の検証, プロトコール, IF-IC, 一次抗体, 細胞生物学

論文掲載に値する免疫蛍光画像を得るための5つのステップ


Posted by CSTジャパン on 2017/03/15 8:00:00


百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、画像には1,000の言葉、免疫蛍光画像には1,000のタンパク質と同じくらいの価値があります。私達は、実験結果の説明に使用される画像から、本文と同じくらい多くの情報を得られるのです。CSTは、抗体の品質と厳格な検証プロセスに自信を持っています。免疫蛍光染色用一次抗体の製品ページやデータシートには、社内で得られた高品質の画像が掲載されています。免疫蛍光染色実験を成功させるためには、優れた一次抗体を最適なプロトコールに従って使うことが大切ですが (CST推奨のプロトコールはこちらでご確認ください)、それ以外にもいくつか考慮すべき点があります。 

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Topics: 抗体の検証, プロトコール, 抗体性能, IF-IC

ウェスタンブロットを失敗した場合の費用


Posted by CSTジャパン on 2017/03/03 8:00:00


研究費について考えることは、シグナル伝達経路の研究のように楽しいことではありません。
しかし、研究資金の獲得は容易ではないため、ウェスタンブロッティング用の試薬を選ぶ際にはよく考える必要があります。なぜなら、実験全体が成功するかどうかは、抗体の信頼性、特異性、感度に左右され、一次抗体の品質に注意しなければならないからです。期待通りに抗体が機能しない場合は実験失敗の可能性を意味し、ウェスタンブロット失敗による費用は想像以上となることもあります。

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Topics: 抗体の検証, 抗体の性能, ウェスタンブロット